ヒーローイメージ

IT'S NOT ALWAYS CALM

江刺家愛の波あり人生

2018-06-14

いしのこえ

緑豊かな高砂緑地の中に建つ茅ヶ崎市美術館では、『いしのこえ』展を開催している。茅ヶ崎の中学生が茅ヶ崎の海岸で拾った石に、アートユニット『MATHRAX』が電気を通し、触れるとシャランと音が鳴ると言うもの。音は、石の形、大きさ、色や模様に加え、中学生一人一人がその石のどこに惹かれたかを聞き、それらを踏まえて作られたとのこと。その石の個性と子供達の思いを頭に、表面をポンッと叩くと、やぁ!と言う石の声が聞こえたようで、本来音の無いものから音を引き出すって、命が生まれる事なのかも。また会場内には四隅から、茅ヶ崎海岸で録音した波音も流れ、石を見ながら聞いていると、自分がその石になって浜から海を眺めている、そんな不思議な気持ちにもなってくる。

会期は7/1まで。

2018-06-08

無光の贅

高度成長期には明るさは豊かさの象徴であったかもしれないが、24時間煌々と電気の光に照らされる今、むしろ闇にこそ贅沢感があるような気がする。満天の星、色彩豊かな花火、幻想的な蛍、海面漂う夜光虫…。闇が深ければ深いほど、その美しさは際立つ。しかし現代社会において、全くの無光、真っ暗くら〜な場所がどれ程あるだろう。まさに貴重。灯りが無い所へ行こうとしたら、時間も交通費も相当にかかりそう。今や谷崎潤一郎の陰翳礼讃こそ贅の極みかもしれない。以前バリ島の山中を軽トラックで走っていると、バケツをひっくり返したような大粒の雨が降ってきた。日が暮れても道に灯りなど無く、鬱蒼と木々が茂るのみ。そんな数メートル先も見えない恐怖の中であるにもかかわらず、私は雨の明るさに感動してしまった。当然雨が発光する訳もなく、周辺の闇によって浮かび上げられた水の粒達。その美しさは真珠のよう。さて季節は梅雨。灯りを消して、暗さの贅を極めてみては?

プロフィール

プロフィール画像

AI ESASHIKA

初めまして!江刺家愛と申します。
私はラジオパーソナリティ、MC等をなりわいとしています。鎌倉育ち、海が大好きなアナログ人間です。
今までWSF、ボディボードを経験し、現在はロングボードを楽しみつつ、貝集めて、ゴミ拾って裸足でのんびりしています。
最近、小さくなっていく砂浜が心配です。増えていくゴミが、切ないです。いつまでも、澄んだ海で、美しい日本でありますように。
これから、私の日常の中でのAlohaな出来事や出会いをお届けします。
少しでも、あなたの生活に潤いが生まれれば、嬉しいです。

アーカイブ

商品のお申し込み・お問い合わせ